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くまもと堆肥ネット


平成24年3月8日「たい肥の達人の意見交換会及び研修会」を開催しました。

平成24年3月8日(木)に、八代地域において、「たい肥の達人の意見交換会及び研修会」を開催しました。当日は県内で活躍される「たい肥の達人」10名他関係者の参加がありました。

 意見交換会では、耕畜連携推進協議会の活動報告のほか、堆肥の需要と供給の時期のずれによる製品保管が大変であること、発酵機械のメンテナンス及びランニングコストに関する情報交換など現場に携わる者同士の貴重な意見交換ができました。最後に、たい肥の達人全員で現在熊本県が推進しているグリーン農業の「応援宣言」を行うことで意見交換会を締めました。

意見交換会の様子
意見交換会の様子

竜北果樹部会において、実際に堆肥を利用する側の要望や利用状況を視察しました。30年ほど堆肥を利用してきた部会長は、「堆肥を利用する際に、一番大事なことは、腐熟度で、未熟なものを投入すると、花の受精率の低下を招く」、「八代のような堆肥の量が少ない地域は購入価格も無視できない」、といった意見が出され、達人の皆さんも熱心に聞いていました。また、役場の担当者からは「部会としては柑橘部会と梨部会があり、併せて200名程の会員がおり、そのうちの7割程が堆肥を利用しているが、充分な供給はできていない」とのことで、堆肥の需要はまだあることも分かりました。

 今後は竜北果樹部会においても、継続的な堆肥利用と「たい肥の達人」の制度を地域で認知いただくことで、更なる堆肥の広域流通が進められることが期待されます。

果樹部会現地での視察
果樹部会現地での視察



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