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JA熊本市柑橘部会
<背景及び活動内容>
    JA熊本市柑橘部会では、平成16年度に全員が環境保全に留意しながら土づくりを進めるエコファーマーの認定を受け、堆肥投入による土づくりの努力目標を設定した。 柑橘生産において、健全な樹勢の維持が課題となっており、樹勢維持対策とエコファーマーの土づくり目標達成へ向けて、堆肥投入を柑橘部会が中心となり、堆肥の投入に積極的に取り組んだ。
<活動の結果及び成果>
  堆肥の流通量と堆肥導入による果実や土壌の変化について
(1)平成17年度の堆肥流通量(JA熊本市河内支店取扱い量) は702tとなった。
 ※流通量は、JA熊本市河内支店管内の柑橘部会以外の農家の注文分を含む。
<今後の目指す方向と課題>
  (1)目指す方向
・堆肥投入による柑橘(温州みかん、デコポン)の品質向上と安定生産
・堆肥流通コストの低減
(2)課題
・ストックヤードの設置と散布労力の省力化
(2)堆肥導入による果実や土壌の変化について
・果実の品質は、慣行の栽培と比べ、熟期や肥大に明確な差は見られなかった。
・土壌分析値は、交換性塩基、リン酸、チッソともに堆肥散布後にやや高くなり、JA熊本市の堆肥を導入した土壌では石灰の値が高くなり、pHもわずかに高くなった。
・堆肥を導入した園では、慣行の栽培に比べシートマルチの下のミカンの根が良く発達した。
 
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【エコファーマー認定証交付式】
平成16年9月30日付けで、JA熊本市柑橘部会(482名)が認証を受けました。


【堆肥の利用啓発の様子】
みかん出荷会議会場で堆肥サンプルを展示し、利用促進を呼びかけました。

【堆肥利用現地検討会】
柑橘部会の生産部を中心に、堆肥の効果などを確認するため、検討会を実施しました。

【みかんの樹の根の発生状況】
堆肥を導入した園地では、みかんの根が良く発生しています。


 
JAやつしろ生姜部会
<背景及び活動内容>
   エコファーマー認定を目指す、八代市東陽町のしょうが栽培農家が、有機質肥料による土づくりをすすめた。更には、一定の品質の堆肥が同時期に大量に入ることから堆肥供給地である菊池・芦北と協議をすすめた。
<活動の結果及び成果>
  耕畜連携会議の開催
堆肥散布実証試験
部会員への堆肥利用アンケートの実施
JA芦北、JA菊池の連携では329tの堆肥を投入することができた。特にJA菊池からは袋体の流通を進め、新規に162tの取引が開始された。
 
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【生姜部会土づくり打ち合わせ】
【マニア搭載型堆肥散布実証会】

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【中山間地域での堆肥散布実証試験】

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